米麺の種類ってどういうこと?

お米から作られた米粉を使用して製麺された食品が米麺。

確かに米麺って何?と聞かれたらそのような回答になりますが、そんな米麺にも実は様々な種類があります。

種類と言っても、例えば米麺-beimen-で販売している白米麺や玄米麺、中華麺といった麺の種類だけの話ではありません。

原材料に使用している米粉の元となったお米の品種だけでも、米麺の食感や味は変わっていきます。

今回のコラムは、米麺でよく使用されている原材料に注目して解説いたします。

米麺で使われる原材料

でんぷん粉(でん粉)

実は米麺に使用される米粉という食品は、本来粘り気が少なく生地がまとまりにくいため、あまり製麺には向いていないものなのです。

そのために「つなぎ」として使用されることが多いのがでんぷん粉(でん粉)です。

でんぷん粉は植物から取れる炭水化物であり、原材料として主にじゃがいもやとうもろこし、小麦やキャッサバから作られています。

とうもろこしから作られたでんぷん粉はコーンスターチ、キャッサバから作られたでんぷん粉はタピオカの原材料と言い換えれば、馴染み深いものになるのではないでしょうか。

でんぷん粉をつなぎとして使用している米麺は、でんぷん粉独自の粘り気の影響で、もちもちとした食感が強く印象に残る味わいになります。

しかし、先述の通りでんぷん粉は小麦からも作られており、でんぷん粉の原材料次第では一概にアレルゲンフリー・グルテンフリー食品とはいえないものになっているのです。

もし、「小麦アレルギーだけど、米麺はグルテンフリーって言われているし、試しに食べてみようかな?」とお考えの方は、まずは米麺の原材料をきちんと確認する必要があります。

食品添加物

米麺はお米を加工した食品のため、生麺として製造されているものも多く、賞味期限などの保存期間を延ばすため食品添加物を使用している場合もあります。

また、玄米を使用する米麺では、農薬の使用の有無や健康被害が無いか気になるという方も多いと思われます。

こちらもでんぷん粉と同じく、購入前に成分表示を確認しておく必要がありますが、農薬の使用は記載が無い場合が多いです。

事前に色々な種類の米麺のホームページや商品概要をチェックしておくといいかもしれません。

原材料から見る米麺-beimen-のこだわり

この度のコラムでは一般的に販売されている様々な種類の米麺に使用される原材料に注目して解説していきました。

ここまで米麺は様々な原材料を使用して作られている場合が多いと解説いたしましたが、米麺-beimen-はどうなのか気になるところだと思います。

健康に気を使われている方は、食品添加物の使用や原材料の産地など気になると思われます。

そこで、米麺-beimen-で製造している米麺のこだわりを紹介いたします。

米麺-beimenのこだわり① 米粉100%使用でアレルゲンフリー・グルテンフリー

先程、米粉だけでは製麺には向いていないという解説を行いましたが、米麺-beimen-はその課題に長年取り組んできました。

食品アレルギーの方や、健康に気を使われている方でも、美味しく安全に米麺を食べてほしい、その思いで米粉以外の原材料を使用しない米麺の製造方法を開発してきました。

そして遂に特許を取得した独自製法で米粉と水だけを使用した米麺の製造に成功しました。

製造開始当初から変わらない安心安全の製法で、たくさんの人に食べてもらえる米麺を販売しております。

また玄米麺の製造では、減農薬栽培を徹底した玄米を使用しており、またその上で独自の玄米の加工技術により、農薬による影響を最大限まで減少させるこだわりの製法を行っております。

米麺-beimen-のこだわり② 使用するお米はすべて国内産の高アミロース米だけ

ビーフンやライスヌードルといった米麺は、粘り気の少ない高アミロース米を原材料としていることがほとんどです。

しかし、国内で生産されているお米のほとんどが、粘り気の強い一般的に食されている白米やもち米です。

そのため、原材料の高アミロース米は国内でなかなか流通しておらず、輸入品を使用しているといった米麺も数多く存在します。

しかし、米麺-beimen-は原材料の高アミロース米を岡山県と山口県で生産し、そのお米だけを原材料として使用しています。

地産地消の活動の一環として地域の活性化にも注目し、今は使用されていない農地を再活用するための提案として、高アミロース米の生産拠点の拡大へ向けた推進活動を行っています。